山口剛選手がロシア&モンゴル遠征へ出発!「メダルを持ち帰ってきます!!」

Pocket

3月10日より約3週間の予定でロシア&モンゴル遠征に出発する、ブシロードクラブ・山口剛選手に直撃インタビュー! 
2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場権獲得へ向け、土台作りの時期に入った山口選手。
強豪ひしめくロシア、モンゴルでどんなパフォーマンスを見せるのか。
現在の心境を訊いた!(取材日:3月2日)

 

 

 

 

 

 

 

 

■グルジアでの2週間にわたる遠征は…!?

——来週からロシアとモンゴルへの遠征が決まった山口選手ですが、まずは先週まで遠征していたグルジアについてどうでしたか?

山口 今回で5回目のグルジア遠征でしたが、トレーニング場が今までとは違ってスキー場だったので、標高2000メートル級の高地ということで、ウェイト、ランニングとも非常に負荷のかかった練習ができました!

——スキー場で合宿したんですか? どんな練習を? 
山口 はいっ! ウェイトトレーニングはかなり特殊なんですが、デカいタイヤをハンマーで叩いたりとか、タイヤにロープを結んで高い所から引っ張り上げる…といったことをやりました!

——タイヤを!? メチャメチャ原始的ですね!

山口 そうなんです! 自分の恵まれてる環境に改めて気付かされました(笑)。

——普段、NTC(ナショナル・トレーニング・センター)でやっている最先端のフィジカルトレーニングとは正反対ですね!

山口 はい、ランニングでは凍った雪の上や雪山を走ったりしました! 走り終わったあとは、雪が積もって氷になってる上でレスリングをするという、日本では考えられない状況でした(笑)。氷の上でバランスをとりながら、レスリングをすることによって磨かれる感覚もあったんじゃないかと思います! 貴重な体験になりました(笑)。

 

■練習なのにハングリー精神ムキ出し!

——受け身とか大丈夫でした?

山口 はい、なので基本、必死ですよね(笑)。一緒に練習していたのがジュニアの若いチームだったんですが、凄いガツガツえぐい攻め方してくるんですよね。レスリングで這い上がってやるっていうハングリー精神がむき出しで、そこは凄く刺激になりました!

——マット練習はできたんですか?

山口 スキー場に隣接された体育館でやったんですが、これもまた暖房も何もないのでめちゃくちゃ寒くて…。普段日本では暖房の効いた練習場でやっているので、凄く恵まれた環境というのが本当に身にしみてわかる遠征でした。

——得たものは大きかったですか?

山口 大きかったですね。選手にしても、勝ってお金を稼ぐんだとか、日本人に負けてたまるかっていう思いが凄く強いのを感じました。どの選手もナメてかかって来たりとか、殴ってきたりとか、バッティングとかラフファイトも多くて。でもそういったことは実際の試合でもあることなので、やられたらやり返すくらいの免疫はついた気がします!

——向こうも日本人にナメられてたまるかという気持ちでしょうしね。

山口 日本の重量級にはない気持ちの強さを感じられたし、自分もそれ以上の強い気持ちを持って練習にも試合にも臨んでいかなきゃなと思いました。みんなハングリーで、ムキになって倒しに来るので実戦に近い感じが凄く良かったです!

——それだけ気合いの入った練習ができたら、最終日には涙の別れが?

山口 いえ、「またね〜☆」みたいな軽い感じでした(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■3月14〜15日、ロシア「ブリヤート国際大会」に出場!

——さて来週からロシア&モンゴル遠征ですが、試合にも出場しますよね。

山口 はい! まずはロシアのブリヤート共和国ウランウデというところで、3月14日(土)〜15日(日)に開催される「ブリヤート国際大会」に出場します!

——ロシアは昨年9月の世界選手権フリースタイル96kg級王者もいますし、近隣からも強豪選手が出揃いそうですね。

山口 この大会に日本チームが出るのは初めてなのでどのくらいの規模かは分からないのですが、間違いなく世界レベルのトーナメントになりそうです。

——どこまでいけるか楽しみですね。

山口 いやぁ勝たなきゃいけないんですよぉ! 太田コーチとも話したんですけど、こういう国際大会で常に上位に入っている選手がオリンピックに一番近いと思うんです! 自分はまだ実績が少ないですけど安定して3番以内には入っていたいので、今回の遠征でメダルを持って帰れたらいいなと!

——メダルですか! やっぱりここで実績を積んでおかないと!

山口 そうなんです! それが自分の自信にもなると思うので、なんとか今回、メダルを目指してやってきたいです!

——ロシアでの大会は強豪ばかりでしょうね。

山口 ロシアは国内だけでも世界トップクラスがゴロゴロいるので、そういう選手に競り勝てるようになんとか闘っていきたいです! ロシア仁は

■モンゴルには昨年のアジア選手権覇者が!

——モンゴルでは27日(金)〜29日(日)にウランバートルで行われる「モンゴル・オープン」に出場ですね! どんな試合になりそうですか?

山口 モンゴルの僕の階級には昨年のアジア選手権チャンピオンがいるので、ここもかなり手強い試合になりそうです! モンゴル人はガンガン動いてスタミナ勝負というイメージなので、僕に近いというか日本人に近いスタイルだと思います。ここでしっかりメダルを獲って、5月にアジア選手権に行って、6月に国内でもしっかり勝って、オリンピックに繋げたいですね!

——最高に頼もしいですね! ロシア人についてはどう見てます?

山口 組み手もうまいとは思うんですけど、投げとか、組んだところとか、もつれたところとか、そういう勝負どころがズバ抜けてうまいと思います。勝負どころで力を発揮するのは本当に凄いですね。

——そこで勝つためには?

山口 常に先に先に、常に強気というか、守らずに攻めて行くってことが大事ですよね。守ると弱いので……(笑)。常に攻めるレスリングをしたいと思います!

——昨年負傷したヒザの調子は?

山口 その時の体調にもよりますけど、徐々に良くなってはいると思います! ロシア、モンゴルと寒い地域での試合になるのでケガだけには気を付けて行ってきます!

——ではヴァンガって!

山口 はい! バディバディ攻めて、ヴァンガってメダルを持って帰ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本レスリング協会】
3月10日から男子フリースタイル全日本選抜チームがロシアとモンゴルへ遠征
http://www.japan-wrestling.jp/2015/02/26/65508/