山口剛選手、レスリング『世界選手権』で悔しい初戦敗退

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山口剛

 

 9月11日(金・現地時間)、アメリカ・ラスベガス/オーリンズアリーナにて開催されたレスリング『世界選手権』でフリースタイル96kg級に出場した山口剛選手ですが、初戦でベネズエラの強豪選手と対戦し、2-4の僅差で敗退。相手選手が準々決勝で敗退したため敗者復活選へ回れず、残念ながらリオ五輪の出場権獲得とはなりませんでした。

山口剛

 

■試合結果

【フリースタイル97kg級】山口剛(ブシロード) ※37選手出場

2回戦 ●[2-4]Jose Daniel Diaz Robertti(ベネズエラ) ※敗者復活戦へ回れず

1回戦  BYE

 

 リオ五輪への代表選考・第1ステージとなる今回の『世界選手権』は山口剛選手にとって相当のプレッシャーとなった模様。いつもの動きがまったく出せず、相手選手の気迫に押されて終始後手にまわってしまい、ラスト10秒のところで勝利が決まったかと思った瞬間、2点を追加されるというまさかの逆転劇。あっけない結末で山口選手の世界選手権は幕を閉じてしまいました。そんな山口選手の試合後コメントは以下のとおりです。

山口剛

 

■山口剛選手の試合後インタビュー

 

——(敗者復活戦にまわれず初戦敗退となった)今の心境はいかがでしょう。

 

山口 はじめてオリンピック予選のかかった試合だったので、2013年(場所:ハンガリー)にはじめて『世界選手権』に出た時よりも色んな面で凄いだろうなとイメージしてマットに上がったんですけど、雰囲気自体は2013年のほうが会場は大きいし盛り上がりも凄かったんですけど、今回は独特のものがあったというか、自分の勝ちたいという思いと相手の気迫もまったく予想と違っていて空回りした感じでした。あの気迫はどの大会のどの選手よりも凄いものを感じました。

 

——相手のJose Daniel Diaz Robertti選手(ベネズエラ)はそれが違っていたと。プレッシャーが強かったのも要因になりますか?

 

山口 もちろんそれもあって、自分なりにコントロールしてきたつもりだったんですけど。オリンピックがかかっているということで、独特のプレッシャーとか色んな思いが重なってしまって、はじめての経験だったのですが、それが試合にひじょうに影響してしまいました。

 

——2年前の世界選手権ではリラックスして思い切った試合ができたと思います。

 

山口 そうだと思います。今回もコンディション自体は悪くなかったですし、練習も順調だったんですが……気持ちの面も足りなかったのを凄く感じました。

 

——まだオリンピック予選ははじまったばかりですから、次に向けては?

 

山口 そうですね、まずは国内の予選(12月「天皇杯」)にしっかり目を向けつつも、もっともっとトレーニングをパワーアップして、突き詰めてやっていかないといけないと思います。レスリングの対する考え方というか、試合の組み立てが甘いので、こうなったらこうするとかをもう少し明確にしていきたいと思ってます。

 

——相手選手は頭突きをしたり殴ってきたいりとラフプレーも多かったですね。

 

山口 凄かったですね。そこは気持ちの表れだと思うんですけど、まだそういうところに隙ができてしまっていたんだと思うので、反省点です。

 

——次の目標としては。

 

山口 まずは12月の天皇杯をしっかり優勝して、そのあとに予選もはじまってくるのでしっかり権利を獲って、いろんな思いを爆発させたいと思います。

 

 

■山口剛選手のお父さんの話

 

「今日は剛の一番悪いクセが出たというか、まったく動けなかったですね。いつも左から攻めろとか止まるなって言ってるんですけど、ああやってガチっと組んでしまうと動けなくなってしまう。剛は投げができるからもっと差して前へ出るとか、左手をとって巻き投げで攻めるとかいろんな技があるのにタックルにこだわってるから。相手を見て変えられればいいですけど、今回も左からしつこく攻めるような試合をやったら?ってLINEを入れたんですけど結局できなかった。そういうのは自分が一番分かってると思うんであまり言いたくないんですけどね。でも一番いけなかったのはラスト10秒のところでいけると思った瞬間に油断して負けたとこ。大学時代も何度かあって怒りましたけど、未だに直っとらん。また気持ちを入れ替えて全日本選手権に向けて一からやり直せよと言っておきました。永田(裕志)監督にもこんな結果で申し訳ないですけどよろしくお伝えください」

 

山口剛

 

 

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